2026年5月3日(日) Qualify 予選
KeePer CERUMO GR SUPRA#38 大湯 都史樹/小林 利徠斗
公式予選総合結果 4位
4月11日(土)〜12日(日)に行われた第1戦岡山では、ポールポジションから惜しくも優勝には届かなかったものの2位に食い込み、開幕戦を表彰台で飾ったTGR TEAM KeePer CERUMO。この勢いを繋げるべく臨んだ第2戦は、例年恒例のゴールデンウイークの富士スピードウェイでのレース。チームにとっては昨年優勝を飾った思い出のラウンドだ。
そんな一戦の予選日は5月3日(日)に始まった。午前10時30分から始まった公式練習は、富士山が顔を出す晴天だったもののやや雲が多く、気温22度/路面温度34度というコンディションとなった。KeePer CERUMO GR Supraは、大湯都史樹がステアリングを握りコースイン。まずは16周を走りピットイン。小林利徠斗に交代した。
第1戦では、決勝レースでのオーバーテイクを許し悔しい一戦となった小林だが、この富士スピードウェイはこれまでのキャリアでも多くの周回をこなし、最も知るコースでもある。順調に走行を進め、フルコースイエロー訓練を挟み行われたGT500クラスの専有走行では、1分28秒581というベストタイムを記録。8番手で公式練習を終えた。
ただ、小林の順位以上にKeePer CERUMO GR Supraのフィーリングは良い。公式練習では決勝レースを想定したロングランもこなし、大湯、そして小林ともに、午後の予選ではポールポジションを狙える良好な手ごたえを得て公式練習を締めくくることになった。
公式練習の後、富士スピードウェイは少しずつ雲が増えるとともに、午前から強かった風がさらに強くなっていった。午後2時20分から始まった公式予選は、気温21度/路面温度27度というコンディション。GT300クラスのQ1に続き始まったGT500クラスの予選では、小林がQ1を担当した。
小林はチェッカーに向けてきっちりとタイヤをウォームアップさせていくと、アタック一閃! 1分26秒560というタイムを記録し、タイミングモニターの最上位にKeePer CERUMO GR Supraの名を記してみせた。
この小林の会心のラップを繋げるべく、GT300クラスのQ2を挟んで午後3時31分から行われたGT500クラスのQ2に臨んだのは大湯。GT300クラスでもGT500クラスでも、Q1からQ2に向けてはタイムが大幅に上がることも多いが、TGR TEAM KeePer CERUMOはそのタイム向上を想定してKeePer CERUMO GR Supraのセットアップを調整。直前から小雨がパラつく中、コースインした大湯はきっちりとタイヤを温め、6周目にアタックラップに入っていった。
セクター1では最速タイムを記録するなど、ポールポジションに向けて大いに期待を高めた大湯だったが、チェッカーを受けて記録されたのは1分26秒614というタイム。首位とは0.360秒差という差ではあったが、ポールポジションはならず4番手という順位となった。
大湯自身も「100点に近い走り」というアタックだったが、Q2に向けたわずかな調整が望む方向には向かっていなかった。富士スピードウェイでのGT500クラスの予選は僅差になることが多いが、そのわずかな差がこの結果に結びついたとも言える。
ただ、KeePer CERUMO GR Supraのフィーリングは予選でも良いままだった。2列目4番手は、長丁場の3時間レースを考えれば決して悪い位置ではない。TGR TEAM KeePer CERUMOは昨年の再現を目指す。
ドライバー/大湯 都史樹
「公式予選Q2を担当しましたが、小林選手がQ1でトップタイムを記録してくれたので『それ以上のパフォーマンスを示さなければ』と少し緊張したところはありました(笑)。でも逆に、ポールポジションが獲れるだろうという自信があって臨んだQ2でしたからね。ただまわりもタイムを上げてくるだろうというなかで、僕たちは少しパフォーマンスを下げてしまったところがありました。自分としては100点に近い走りができたのですが、パフォーマンスを維持させるための努力がうまくいきませんでした。しかしチームとしてもこの予選に向けた取り組みという点では、次に繋がる予選にはなったと思います。クルマ自体の調子も良いですが、その良さを引き出しきれなかったことはまだまだ課題ですね。欲を言えば36号車の前に行きたかったですが、順位としては4番手ですし、挽回できるポジションにいます。36号車、そしてポールの14号車を凌駕できるだろう戦略と仕上がりはあると思っています。タイトル争いも考え2台を食うくらいの攻めた戦略、攻めた走りで決勝も臨みたいと思っています」
ドライバー/小林 利徠斗
「公式練習からクルマの調子は良かったですね。大湯選手から交代し、ロングランも想定したプランも行いましたが、ずっとペースも速かったので良かったです。公式予選では、とりあえずQ1を通ろうと考え臨みましたが、クルマの状態も良く、タイヤもピークをだいたい出せたのではないかと思います。完璧な走りだったわけではないと思うのですが、まとめられましたし、クルマも良く、運転もそこそこ良かったからこそトップタイムになれたと思います。決勝レースに向けては4番手は悪くない位置だと思いますが、36号車がサクセスウエイトを積みながらも速いですからね。おそらくロングランも速いと思います。そんな盤石のライバルに対し、どう張り合っていけるかだと思っています。昨年はチームがここで優勝していますし、調子は悪くないと思うので、また良い走りができるように頑張りたいです」
監督/立川 祐路
「昨年も富士スピードウェイは優勝を飾ったコースですし、午前の公式練習の状態から良い状態で走ることができました。公式予選でも上位を狙って臨みましたが、Q1から小林利徠斗選手がトップタイムを記録するなど、素晴らしい走りをみせてくれたと思います。GT500クラス参戦2戦目で、あのメンバーの中でのトップタイムでしたからね。Q2でもポールポジションを狙いにいきましたが4番手ということで、ポールが獲れなかったのは残念な気持ちもありますが、2列目なので決して悪い位置ではありません。明日は長い3時間レースなので、その中でいかに優勝できるかどうかを考え、戦略とセットアップに取り組んでいきたいと思います。明日も応援よろしくお願いします!」
