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SUPER GT RACE REPORT

2026年 SUPER GT 第1戦 OKAYAMA <決勝>

2026年4月12日(日) Final 決勝
KeePer CERUMO GR SUPRA#38 大湯 都史樹/小林 利徠斗
決勝結果2位

 

2026年 SUPER GT 第1戦 okayama ポールポジション獲得の喜びに包まれた4月11日(土)の予選日から一夜明け、SUPER GTの2026年開幕戦となる第1戦岡山は、決勝日となる4月12日(日)を迎えた。前日から続く春の陽気に誘われ、開幕戦を楽しみにした多くのファンがサーキットを埋めるなか、午後1時20分、いよいよ開幕戦の火ぶたが切って落とされた。

 KeePer CERUMO GR Supraのスタートドライバーを務めたのは大湯。前日からクルマの仕上がりに自信をもっていた大湯は、まずはホールショットを決めトップで1コーナーへ入っていく。序盤からGT500クラスは混戦で、6周を過ぎてGT300クラスの集団が大湯の前に現れると、一時2番手につけた#36 GR Supraに肉迫されたが、大湯はGT300車両をうまく使い少しずつマージンを築いていった。

 一方で、2番手につけた#36 GR Supraの後方には、勢いがある#12 Z NISMO GT500が急接近。#36 GR Supraが防戦となる展開にも助けられ、大湯はジワジワとリードを拡大。25周目にはKeePer CERUMO GR Supraのリードは3.4秒に拡大していた。ただ、それほど大きく離れているわけでもない。少しも気が抜けない緊迫した中盤戦を迎えていた。

 そんな展開のなか、先にピット作業に入っていったのは2番手だった#36 GR Supra。31周を終えピットに向かうと、31秒という非常に素早いピット作業を行ってきた。この動きをみて、TGR TEAM KeePer CERUMOもピット作業をスタンバイ。32周を終えて大湯をピットに戻すと、小林に交代した。

2026年 SUPER GT 第1戦 OKAYAMA TGR TEAM KeePer CERUMOも負けじと、32秒というピットストップタイムで小林を送り出したが、ペナルティで後退し、まだピット作業を行っていなかった#37 GR Supraがアウトラップの小林の前に出てしまう。タイヤが温まった後、小林はなんとか#37 GR Supraの前に出ようとしたものの、ピットアウト後に一気に差を詰めてきた#36 GR Supraが小林の背後に急接近してきた。

 37周目、小林はアトウッドカーブの立ち上がりでタイミングを合わせられると、バックストレートからヘアピンまでの攻防で奮闘むなしく#36 GR Supraの先行を許してしまった。その後は少しずつギャップが広がっていってしまったが、小林は初めてのGT500クラスでの決勝レースながら、大きくペースを落とすわけでもなく、着実にGT300クラスの集団をかわしながら、長いスティントを戦っていった。

2026年 SUPER GT 第1戦 OKAYAMA 小林が駆るKeePer CERUMO GR Supraは、終盤#12 Z NISMO GT500の接近をわずかに許したが、きっちりとポジションを守り長い82周のレースを走り切った。

 

 KeePer CERUMO GR Supraの順位は2位。開幕勝利というわけにはいかなかったが、今季のTGR TEAM KeePer CERUMOは確実にタイトルを争うポテンシャルを示した。またGT500デビュー戦での小林の奮闘は、今後の伸びしろを考えると、チームを大きく勇気づけた。

 

 第2戦の舞台は、昨年ポール・トゥ・ウインを飾った富士スピードウェイ。チームは今回の悔しさを晴らすべく、次戦に臨んでいく。

2026年 SUPER GT 第1戦 OKAYAMAドライバー/大湯 都史樹
「レース序盤からそこまで余裕があるわけではありませんでしたし、苦しいところもありましたが、#36 GR Supraも思いのほか途中ペースに苦しんでくれたので、最終的に僕がピットに戻るタイミングで、4秒近いリードを稼ぎ出すことができました。作業が相手に対して少し遅くても前には出られるだろうと思っていましたが、ピット作業もすごく良かったですね。アウトラップ含め、5〜6秒のマージンはあったと思います。そこまで準備はできたものの、状況も相まって抜かれてしまったので、その点は反省でしたね。もちろん小林選手もまだまだ足りないところもありますが、成長している過程ですし、現時点でこのパフォーマンスがあったからこその2位だと思います。優勝することはできませんでしたが、この2位という結果を獲れたことは、チームとしてもすごくポジティブだと思います。決勝ペースではまだ少し分が悪いところもあるので、その点を改善していきたいですし、もう少し楽なレースができるよう、小林選手にもいろいろ教えていきたいと思っています」

2026年 SUPER GT 第1戦 OKAYAMAドライバー/小林 利徠斗
「レースの後半スティントを担当しましたが、クルマの挙動はすごく良くて、タイヤをなるべく早く温めなければと思っていたのですが、早々と後方に36号車が現れ、前には37号車に詰まってしまい、あっという間に抜かれてしまいました。ちょっと情けなかったです。その後は単独のペースこそそれほど悪くなかったと思うのですが、燃費やGT300の処理など、まだまだ課題があると痛感しました。まず今回のレースでしっかり完走することができましたし、2位表彰台という結果は嬉しいのですが、内容としては反省すべきところが多いので、次戦に向けてしっかりと取り組みたいと思います」

2026年 SUPER GT 第1戦 OKAYAMA監督/立川 祐路
「レース序盤は狙いどおり、大湯選手がしっかりと逃げてくれましたし、リードを広げることができました。作戦としては、うしろの36号車がピットに入ったら我々も入るというものを考えていて、そのとおりにできたのですが、結果的にピットアウト後、36号車に抜かれてしまうことになりました。もちろん、悔しい思いはチームも小林選手にもありますが、結果を見れば小林選手のGT500デビュー戦としては十分なものだったのではないでしょうか。よくやってくれたと思っています。もちろん課題はまだあると思いますが、今後の活躍が期待できるレースをしてくれたと思います。次戦の富士はチームも得意としていますし、小林選手も今回の初レースを経て、さらに成長した戦いをみせてくれると思うので、次戦も優勝目指して頑張っていきます。応援ありがとうございました!」