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SUPER GT RACE REPORT

2026年 SUPER GT 第7戦 AUTOPOLIS <決勝>

2026年10月18日(日) Final 決勝
KeePer CERUMO GR SUPRA#38 大湯 都史樹/小林 利徠斗
決勝結果2位

 

2026年 SUPER GT 第7戦 autopolis決勝レースを見据えるセットアップを行いながら、小林利徠斗と大湯都史樹がアタックを決め、予選6番手という位置につけたTGR TEAM KeePer CERUMOは、予選日から一夜明けた10月18日(日)、決勝日を迎えた。この日のオートポリスも朝から快晴に恵まれ、午後1時10分に決勝レースが始まった。

 KeePer CERUMO GR Supraのスタートドライバーを務めたのは小林。1周目、まずは6番手のポジションを守ると、その後は前を行く#100 HRC Prelude-GTを追いつつ、後方の#16 HRC Prelude-GTとは少しずつギャップを築きながら走行を続けていった。ただ、小林が担ったレース序盤は気温が高めでコンディションにはややマッチしておらず、ややペースに苦しむことになった。

 7周目にはT300クラスの集団が小林の前にも出現し始めるが、オートポリスはGT300の処理が非常に難しく、小林はなんとか順位を守りながら走っていたものの、11周目には後方からハイペースで追い上げてきた#24 Z NISMO GT500の先行を許してしまった。ただ、ペースが苦しい中でも、レース後半を担う大湯のために、小林は燃費をセーブしたりと、これまでの6戦で培ってきたテクニックを活かし走行を続けた。

 小林はその後も17周目にも#37 GR Supraの先行を許し8番手までドロップするが、23周目、GT300車両がクラッシュしたことでセーフティカーが導入される。このセーフティカーの解除後、1時間の自らのスティントをこなし、34周を終えて小林はピットに向かい、大湯へ交代する。レース中盤、このセーフティカーの前にピットインしていた陣営が上位を占めていくことになったが、KeePer CERUMO GR Supraは7番手につけることになった。

2026年 SUPER GT 第7戦 autopolis 中盤KeePer CERUMO GR Supraは、少しずつ陽が傾き気温が下がっていくなかで、コンディションが合いはじめペースアップ。7番手から僅差の上位争いに食らいついていくが、両クラスともバトルが白熱しており、GT300クラスのバトルのなかで発生したクラッシュにより、2回目のセーフティカーが導入された。

 この解除後もKeePer CERUMO GR Supraは燃費やタイヤをうまくセーブし、ライバルに対してピットインを遅らせていったが、序盤の小林の粘り、大湯の中盤の頑張りが功を奏し、2回目のピットインは給油量を減らし素早い作業時間でピットアウトすることに成功した。

 大湯はこれで5番手でコースに復帰すると、フレッシュなタイヤのポテンシャルを活かし、前を走る#12 Z NISMO GT500、#36 GR Supraとのギャップを急激に縮めていく。前日から決勝レースを見据えたセットアップを行っていたが、レース後半の路面コンディションにもフィット。68周目には#36 GR Supraをかわすと、72周目には#12 Z NISMO GT500をかわし、2番手まで躍り出た。

 

2026年 SUPER GT 第7戦 autopolis レース終盤、勢いに勝る大湯はさらにトップを走る#100 HRC Prelude-GTとのギャップを縮めたが、レースは先にフィニッシュを迎えた。KeePer CERUMO GR Supraは1.363秒差の2位でフィニッシュし、第1戦岡山以来となる表彰台を獲得した。

 優勝までわずかに届かなかった悔しさはあるが、それでも高いアベレージを保ち、表彰台という結果に繋げてみせた。2026年のSUPER GTも残すは11月に行われる第3戦/第8戦のみ。TGR TEAM KeePer CERUMOはシーズンを良い形で締めくくるべく、全力を尽くしていく。

2026年 SUPER GT 第7戦 autopolisドライバー/大湯 都史樹
「決勝ペースについては良かったと思いますが、思っていたよりも波がありました。戦略も良かったとは思いますが、結果的にトップを抜き切れていませんからね。ただ自分としてはオーバーテイクシーンも見せられましたし、苦しいときも順位をキープしながらやり切ることができたと思います。ピット作業も早くできるように計画を立てて戦えたので、この2位という結果は、チームの頑張り、ドライバーができることをやり切っての結果だったと思います。次戦のモビリティリゾートもてぎまではあまり時間がありませんが、今回とは特性が違うコースですし、少しスプリント色が強い決勝が2戦あるので、しっかりとピークのパフォーマンスを出せるように頑張っていきたいと思います」

2026年 SUPER GT 第7戦 autopolisドライバー/小林 利徠斗
「ファーストスティントはあまりペースがなく、ひたすら抑えるだけの展開となりました。ただその中で、燃費を守ったりと、やるべきことをやりつつ、ミスなくスティントをこなすことができたと思っています。その後、大湯選手のスティントでのペースが良かったこと、セーフティカーなどの展開にも恵まれ2位表彰台を獲ることができましたが、まさかレースが始まるときには表彰台に立てるとは思っていなかったので、驚いています。もちろん優勝までわずかに届かなかったので悔しいところはありますが、内容としてはすごく良いレースだったのではないでしょうか。TGR TEAM KeePer CERUMOは昨年もてぎでポールポジションも獲っていますし、速さはあると信じています。特別変えるところはありませんが、今までの積み重ねを繋げて、良いレースができればと思っています」

2026年 SUPER GT 第7戦 autopolis監督/立川 祐路
「小林選手が担当したレース序盤は、ピックアップもあったのか少し厳しそうな雰囲気はありましたが、1時間きっちりと走ってもらい、大湯選手に交代しました。その後は気温も少しずつ下がっていくなかでコンディションに合ってきましたし、大湯選手の経験もあって高いペースを保つことができました。戦略も含めきちんと戦うことができたと思います。残念ながらトップには届きませんでしたが、良い内容のレースができたのではと思っています。今回のようなレースを積み重ねていけば、次回の第3戦/第8戦もてぎもチャンスが来ると思いますし、優勝もできると思っています。2レースあるので、最高の結果で終われるように、今年いちばんのレースができるようにシーズンを締めくくりたいと思っています。応援ありがとうございました!」